株式会社エス・エム・エスキャリア 医療・介護の人材支援

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医療法人 栄心会 相田事業部長・安積施設長・介護士 橋本様

「何かの勧誘…?」勘違いから始まった1時間の電話でベストな転職先を見つけられた


医療法人 栄心会 さかえ内科クリニック附属 介護老人保健施設 さかえハートみらい(福島県)

「思いやりの心」「感謝する心」「謙虚な心」を理念に、病状が安定している要介護者を対象として、利用者の能力に応じた自立と、自宅での生活復帰を目指し、本人の意思を尊重しながら日常生活のサポートや看護・医療・リハビリテーションなどのサービスを提供する施設。利用者の意向や目標を確認し、医療職・介護職等が連携を図りながらケアを実践。長期入所・短期入所・通所リハビリテーションの3つのサービスを展開。


医療法人 栄心会 さかえ内科クリニック 相田 好(あいだ このむ)事業本部長

2007年入職。事業本部長として、「さかえハートみらい」を含む栄心会のすべての職員採用の責任者を務める。自法人のみならず、近隣地域の医療介護の現状課題を見据えながら、自法人の在り方を模索している。

医療法人 栄心会 さかえ内科クリニック附属
介護老人保健施設 さかえハートみらい 
安積 文香(あさか あやか)施設長

2008年入職。施設長として、さかえハートみらいの運営を一手に担う。施設全体の質の向上を目指し、職員教育にも力を入れている。(看護師・介護支援専門員)。

医療法人 栄心会 さかえ内科クリニック附属
介護老人保健施設 さかえハートみらい 介護士 橋本(はしもと)

グループホームでの勤務を経て、2019年さかえハートみらいに入職。初めての老人保健施設勤務に不安もあったが、試行錯誤を繰り返しながら、日々成長を遂げている。

株式会社エス・エム・エスキャリア 介護キャリア事業本部
介護キャリアパートナー部 介護人材紹介東京第三グループ
赤峯 佳佑(あかみね けいすけ)

2016年入社。入社後一貫して、キャリアパートナーとして介護職の方々の転職支援を担当。


「電話」だから全部話せた。1時間の会話で生まれた信頼感

インタビュアー:まずは橋本様にお伺いします。当社の「カイゴジョブエージェント」にご登録いただいたきっかけを教えてください。

橋本様(以下敬称略)携帯で求人を色々と検索していて、たまたま「カイゴジョブ」の登録画面に行き着きました。名前と電話番号だけの簡単な登録だったので、気軽に登録した感じですね。

赤峯:今でも覚えていますが、最初にお電話させていただいた時、すごく警戒をされていましたよね…?最終的には1時間くらいお話をさせていただくことになりましたが。

橋本:最初は、私からお金を騙し取るとか、変な勧誘とか、怪しい電話だと思ったんですよ(笑)。でも、電話だったら一方的に切ることもできるし、「絶対に騙されないぞ」と思いながら一応出てみることにしました。

一同:(笑)

橋本:赤峯さんから「お仕事をご紹介します」と言われたのですが、私は人材紹介というサービスがあることも詳しく知らなかったので、なぜそんなことを言ってくださるのか、本当によく分からなかったんです。でも、これは大変失礼な話なんですが、「電話だけの知らない相手だし、思ってることを全部言ってしまおう!」と思い立ったんですよね。今後2度と話すこともないだろうから、愚痴とか今後の希望とか、好き放題言っても何の害もないかなと…すみません。

赤峯:そうだったんですね(笑)。

橋本:自分の話をしながらも、「いつお金の話をされるんだろう」と、ずっと警戒はしていました(笑)。でも、いくら話してもそういう展開になる様子はなく、「あ、これは本当にお仕事を紹介してくれる気なんだ」と思い始めました。私の話をじっくり聞き、転職について色々アドバイスをしてくれたので、徐々に「この人にお任せしてみようかな」という気持ちになっていきました。

赤峯:ありがとうございます。誤解が解けて良かったです。じっくりお話した甲斐がありました(笑)。確か、以前はご友人と一緒に転職を検討されていましたよね。

橋本:はい、それもお話しましたよね。前職で同期だった友人が同じ時期に転職活動をしていたので、一緒に同じ場所を受けようか、と話していました。ただ、友人と同じタイミングで同じ勤め先に入ることは、メリットだけでなくデメリットもあるかな?と迷いがあって。それに関しても赤峯さんは客観的にアドバイスをくださったので、すごく助かりました。赤峯さんとお話する前は、ハローワークや折り込みチラシを見て自力で探そうと思っていたんですけど、その方法では限界があるとも思っていましたし、赤峯さんは電話でお話した印象がとても良かったので、お任せしようと思えたんです。

日々のコミュニケーションで施設の特徴と人材要件を把握

インタビュアー:赤峯さんに伺います。数ある求人の中で、なぜさかえハートみらい様をご紹介したんでしょうか?

赤峯:お電話越しでしたが、じっくりお話していくと、橋本さんのお人柄の良さがすごく伝わってきたんです。今、この場でもずっと笑顔でいてくださっていますし、お話していて楽しいんですよね。さかえハートみらい様は、とても良い雰囲気の職場づくりを実践されていますので、橋本様の雰囲気にすごくマッチするんじゃないかと、ピンときました。さかえハートみらい様は、私たち人材紹介会社に対して積極的に情報を提供してくださいます。求職者様に求人をご紹介するにあたって、どんな職員の方がより長期に活躍できるのか、といった情報が豊富にあると、マッチする人材がよりイメージしやすく、とてもスムーズなご紹介をさせていただけます。相田様とは、日々そういう情報を密にやり取りさせていただいています。

相田事業本部長(以下敬称略)職員の採用については、いつもジレンマを抱えています。ご主人の転勤など、色々な事情で欠員が出た時、一番負担がかかってしまうのは残った職員たちなんですよね。だから、少しでも早く新しい方を迎えたいんですが、かといって焦って選考を進めると入社後にミスマッチが起きやすくなってしまう面もあります。

赤峯:そこはよく見極めないと、長期的にはお互いに不幸な結果になってしまいますよね。でも、早く負担を減らしたい気持ちもある…。難しいところですよね。

相田:そうなんですよね。当然ですが、現場の職員たちも、自分たちと波長が合って、長く活躍してくれる方が入ってくれないと、逆に困ってしまうんです。ですから、今は面接にお越しいただく前の段階で、けっこう絞らせていただいています。人材紹介会社さんには、失礼なこともお願いしている自覚はあります。

赤峯:いえいえ、とんでもないです。

相田:赤峯さんとは頻繁にやり取りをさせていただいていて、こちらの要望にかなり合致した方をご紹介いただけています。橋本のように、しっかりと活躍できる人材が入ってきてくれているので、離職も少なく、職員が定着する流れができてきています。

インタビュアー:貴法人が人材紹介の利用を始めた背景には、どのような課題感があったのですか?

相田:私たち福島県の介護事業所は、2011年に東日本大震災があってから紆余曲折を経ています。当施設は、もともと2011年9月の施設オープンに向けて、3月の震災前からオープニングスタッフを募集していました。震災後もそれを乗り越えて募集を継続していて、オープン当初は、太平洋側の原発が近い地域から避難されてきた方が一定数就業してくださったんですが、その後県外に出る決断をされる方も多かったりと、人員が安定しませんでした。ハローワークなども含めて募集をかけていて、応募はある程度来るのですが、なかなか当施設にマッチする人材を採用するのは難しかったんです。そこで人材紹介会社さんにお願いするようになりました。当時はまだ看護師の方のご紹介が中心だったと思いますが、ここ数年で介護職員の方もご紹介いただけるようになって。今はかなりの人数を人材紹介会社さん経由で採用できており、中でもカイゴジョブエージェントさんにはお世話になっています。

当施設で活躍できる人―面接ですぐに分かった

インタビュアー:相田様と安積様に伺います。面接で橋本様にお会いになったときの印象はいかがでしたか?

相田:事前に御社から伺っていた内容と履歴書の情報で、経歴・スキルとしては問題ないと思っていて、あとはお会いした印象を確認するだけだったんですが、最初に対面したときの雰囲気で、すぐに「当施設で活躍できる」と感じました。橋本はとても仕事ができる職員ですが、当施設では「スーパーマンのようにただスキルが高いだけの人」はうまくいきません。他の職員と協調しながら、柔軟にやっていけることが大事なんです。橋本には面接で会ってすぐに「この人なら大丈夫」と感じさせる柔らかい雰囲気がありました。施設長はどうでしたか?

安積施設長(以下敬称略)明るくて笑顔が多かったので、私も「大丈夫だ」とすぐに思いました。また、面接中に「すいません」という言葉をよく使っていたんですよね。謙虚な姿勢を持っていることを感じ、きっと入職後も他の職員とうまく波長を合わせてやってもらえそうだ、と確信しました。

赤峯:橋本様はどんなことをお話したか覚えていますか?

橋本:緊張していて正直あまり覚えていないんです(笑)。私は前職でグループホームに勤めていましたが、老人保健施設の業務内容に興味がありました。グループホームではやっていなかったリハビリがあったりとか…。その中で、私が介護職員として何ができるかな?という興味が半分と、これまでに身に付けたスキルがどこまで通用するのかを確かめてみたいという思いもあって志望した、というようなことをお話したかと思います。

インタビュアー:橋本様にご紹介したのはさかえハートみらい様だけだったのでしょうか。

赤峯:いえ。もう1件、別の施設形態の事業所をご紹介していました。橋本様のニーズやお人柄から、さかえハートみらい様で間違いないかなとは思いましたが、後悔のないように、比較して検討し、ご自身で選んでいただきたかったからです。さかえハートみらい様の面接が終わった後、「(別の施設形態の事業所よりも)具体的な話がたくさん出て、働くイメージが持てた」とおっしゃっていたので、やはりこちらで間違いなかった、と思いました。

今後の抱負とエス・エム・エスキャリアに期待すること

インタビュアー:橋本様にお伺いします。入職されてみて、お仕事はいかがですか?前職との違いはどのようなところですか?

橋本:前職のグループホームでは、1ユニット9名の方々のお世話をさせていただいていましたが、今は1ユニットに最大で20名の方がいらっしゃいます。自分なりにフルパワーでやってはいるものの、20名の方にしっかりと対応するにはやり方を変えないと通用しないな、と思っています。あとは、前職ではなかったリハビリがあるので、車椅子でしか移動できなかった方が杖棒で歩けるようになるのを見たりすると「すごい!」と思います。毎日着々と運動機能が回復されていくのが分かるんですよね。それがとてもうれしいです。

赤峯:今後の抱負や目標は何かありますか?

橋本:うーん。一言で表すと「進化」です(笑)。そのためにまずは、利用者の方に自分を分かっていただきたいです。接するときは必ずお名前を呼んで、「〇〇さん、〜〜してください」「○○さん〜〜しますよ」というように声掛けしています。私の名前が分からなくても、顔を覚えてもらえるように心がけて接しています。

赤峯:「進化」って良い言葉ですね。施設長から見て、橋本様の「進化」はいかがですか?

安積:ちょっとずつ自信が付いてきたように見えます。当施設では、日勤の早番→日勤の遅番→夜勤という順番で徐々に業務を覚えてもらうのですが、橋本はユニットリーダーの計画に沿って非常に順調に成長してくれています。今はもう夜勤も独り立ちしていますしね。謙虚に学ぶという姿勢が成長が早い理由かなと思っています。前職の倍以上の人数を担当しているのに、よくがんばってくれていると思いますよ。進化しています(笑)。

橋本:なんだかこそばゆいですね(照)。

赤峯:橋本様への私のサポートは十分でしたか?面と向かっては言いにくいかもしれませんが(笑)。

橋本:はい、もちろんです。夜遅い時間まで対応してくれたり、面接の前や後にも電話で連絡をくれたり。自分だけで転職活動していたら、きっともう少し腰が重かったと思うんですよ。赤峯さんに出会えていなかったら、いまだに転職先が決まってなかったかもしれませんね(笑)。

赤峯:ありがとうございます。良かったです。

インタビュアー:施設長に伺います。これから当社に期待いただいていることや、サービスへのご要望があれば教えていただけますか?

安積:先ほども相田が申しましたが、入ってくれる職員には長く働いてもらいたいので、御社とは引き続き、面接前の情報交換を十分に行い、すり合わせをしていきたいと思っています。やはり各所で長めのスパンで経歴を積まれている方をご紹介いただけると、スムーズに採用に進むイメージがあるので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

赤峯:ありがとうございます。他にも要望などはありますか?

安積:いえ、十分やっていただいていると思っています。あ、看護師の方も実は募集しているので、ご紹介お待ちしています。

赤峯:非常に実務的ですね(笑)。看護師の方のご紹介も全社でしっかりと連携して、これからもご支援させていただきます。本日はありがとうございました。


インタビュアーから一言

今回のインタビューの前、担当の赤峯と話す機会がありました。その中で、求人媒体などに記載されている情報以上の、たくさんの細かい情報を事業本部長相田様からいただけたおかげで、橋本様とのすり合わせがスムーズにできた、という話を聞きました。相田様が、職員採用と長期的な就業について本当に真剣に考えていらっしゃるという印象を持ち、ぜひインタビューしたいと思っていました。取材を通して、相田様、安積様の思いも含めたお話をお聞きすることができ、私にとっても大変有意義な時間となりました。

また、文中では触れられなかったものの、赤峯も、福島での震災後の採用状況や定着難について、事業所様と同じ目線を持ち、二人三脚で良い求職者様を採用に繋げるんだという思いを持ちながらご紹介を差し上げていたことを知り、胸が熱くなりました。

今回は数あるご紹介の中から橋本様の事例をインタビューさせていただきましたが、1つとして同じ条件の案件はない、と痛感すると同時に、当社キャリアパートナーの介在価値は、求職者様へ幅広いご提案をし、ご自身に合った事業所様を知っていただくこと、また、求職者様、事業所様双方への細やかなヒアリングと情報伝達を行うことで、長く定着するご紹介を1件でも多く生み出すことだと思いました。

インタビュアー:介護キャリア事業本部 介護キャリアパートナー部 介護人材紹介東京第四グループ 大沼 愛美